2013/11/30

C/2012 S1 崩壊す...

年末の楽しみだったアイソン彗星が、こともあろうか近日点通過で崩壊。

ここ何年も、南半球で見やすい明るい彗星はいくつも来ていたので、"北半球で見やすい(南半球では見にくいw)"アイソン彗星にはそれなりに期待していました。

初期の観測では、とんでもなく明るい彗星になる予想でしたが、今年の夏頃に再び観測できるようになってみると、ちょっと暗め...。近日点通過に絶えられる評価基準として、彗星の"標準等級"と言うものがありますが、これが暗い。ちょうど境目の値で、その頃から「ダメじゃない?」なんて話も出ていました。アイソン彗星はオールトの雲からやってくる彗星なので、太陽に近づき、潮汐力で引き裂かれるのも劫火に焼かれるのも初めてなので、何が起きるのかは、ホントのところわからない。

秋になり、一向に明るくならない彗星にドキドキしていましたが、11月になっても肉眼等級に達しない状況から、気持ち的にはあきらめムード...なんですが、そこは彗星、水物。何が起きるか判らない。特にサングレーザー彗星(太陽をかすめる彗星)なので、大穴の「可能性」もある...。

そこで、博打に出てみたのが、11月中ごろ。12/6~8にかけて/6の東海岸の宿を予約。
機材整備も開始しました...

あはは...

彗星の件は、水に流して?  移動運用と骨休めに行ってきますね。

2013/11/20

火星探査機の軌道修正...

11月19日の未明、04:50頃から、インドの火星探査機の軌道修正が行われたようで、日本各地でその様子が捉えられました。
私のライブカメラは、魚眼レンズですが、そこにもその様子が捉えられていました。

赤い矢印がその光跡。

2013/11/17

スイッチング電源 その4...

 とりあえずケースに収めただけでは、やはり放熱に若干の問題があることが判り、しばらくファンを物色していました。ケースを加工するもの最小限にしたかったので、選択したのは、3.5インチハードディスクドライブ用の冷却ファン。ケースより、わずかに大きいので、ヤスリでガリガリやって合わせました。
 10MでしばらくCQを出してテストした限り、十分すぎる冷却性能。タカチのYM150に収めた12V33A(ピーク時)の電源の完成です。
これで、移動運用にアルインコのDM-330MVを持っていかなくても良くなりました。1.3kgくらい、荷物が軽くなりそうです。

2013/11/09

アンテナいじり...

11月のはじめに、2日をかけてアンテナいじりをしました。
VUのGPで使っている同軸の芯線が断線しているらしいので、その交換などを。
同軸すべてを交換するのではなく、ローテーターでぐるぐる回している部分を切断し、5DFBで中継するように変更、ついでに、3.5MのMVアンテナを降ろし、また7,10,50Mのアンテナの組み換えと再調整を予定。

初日は、午後からの作業だったので、まずルーフタワー周りの状況を確認してからMVの同軸を切断して回収。ルーフタワーに戻って、束線のバラシをやりながら、作業ブランの検討。
UVの同軸の作業は翌日にすることに。
まずは、7,10MのDPの組み換えからスタート。なんたって10M用のHAMstickDPは、50Mのブームに抱かせてあるなど、相当適当な状態なので...
DP二つをはずして、手持ちの2エレHB9CVのブームに取り付けるように変更。HAMstickDPは、エレメントの先端がサビサビだったので、降ろしてヤスリがけ。その後、テナコートを塗布。サビは表面だけなのでまだまだ使えそう。
50Mの4エレを50cmくらい上げて、下に7M.10MのDPをつけたブームを取付けて調整。特に、90度、あるいは45度ずらしてもSWRに大きな違いはないのでずらさずに取付け。
自作のアンテナ切換え機に取り付けると、50MのSWRがひどく変化してダメダメちゃん。
「あぁ、6mのSWRが悪いのはコイツのせいかよ...」。以前使っていた5D2Vがルーフタワーの足元に丸めてあるけど、今回は今のまま行く事に orz...

翌日は、9時過ぎから屋根の上の人に。
まずは、とにかく配線のまとめ作業。「あーでもない、こーでもない」と悪戦苦闘。
そして、ドラムを上げて屋根の上で半田付け。中継ケーブルをつないで、側線処理などを一通り。
こう書くと簡単に進んでいるようですが、本人はすでにヘロヘロ。

まぁ、ムービーでも見てやってください。