2017/02/20

昼間の金星...

夕空高くに金星が明るく輝いています。
今月末くらいまでなら、昼間でも肉眼で金星を見つけることが出来ます。

太陽から40度ほど離れたところに居るので、小学校の授業で先生が使うようなデカいコンパスのような道具を作ると金星のいるあたりの目星がつけられるので便利です。
角度40度に開き、目の前に構えます。西側の一方で太陽を指示し、もう一方で示すあたりの空をじっくりと観察してください。金星は、天球上でほぼ太陽の通り道沿いに居るので、太陽が2時間程度前に居たあたり(の5度北側)に見つかります。

あるいは、東京だと14時10分頃に南中するので、真南の空高く63度あたりを見ると見つかると思います。
手を握り腕をいっぱいに伸ばした時のげんこつの小指と人差し指の長さがほぼ10度ですから、参考にしてください。


昨日は、望遠鏡の同架方法を見直して、3台が同時利用できる状態にしました。修理に出した望遠鏡が戻ってきていないので、古いnFD300mmF2.8を代わりに乗っけておきました。写真の奥に写っているモニタには、三日月形をした金星がとらえられています。


ところで、この観測小屋、アルミフレームとアルミ複合版で作っていますが、小屋を締め切った状態でも中からの無線LANの信号が楽勝で居間から拾えます。レール部分などの数mmの隙間から漏れ出た電波なんでしょうか? 

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