今回は移動運用だけでなく、ラブジョイ彗星も目当てだったので、望遠鏡の架台ももって行きました。
すでに時代は、銀塩写真からCCDやCMOSの時代です。旅行に、自作の冷却CCDカメラ一式を持っていくほど酔狂じゃないので、今回はEOSを持って行きました。
最近のEOSは、ダークノイズも少なく、量子化ビット数も14bitと、お手軽撮影には十分。初期のEOS 5Dと比べると雲泥の差です。
なかなかすっきりとした晴れ間に恵まれず、施設の照明によるカブリでバックグランドに色ムラが出ていますが、十数年ぶりのそれなりにまじめな天体写真として、M42, 45を撮影してみました。
raw画像をベイヤー配列のデータのまま読み込み、ダークレベルの減算処理を行ってから、普通のカラー画像に変換。
この処理を7枚の画像に行ってから加算。
もう一度 、RGB別々の白黒画像に変換し、それぞれのバックグランドのムラを補正し、再びRGBカラー画像に再合成。
天文用の諧調変換処理(デジタル現像と言っています)、さらに諧調を整えました。
カメラ CANON EOS kiss 7i + Nikon 180mmF2.8ED
架台 Mark-X ベースモデル
久しぶりに、空の状態の良いところで、じっくりと撮影してみたいなー。
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