車につけっぱなしにしているATAS-120が、最近調子が悪くうまくtuningしてくれません。...というか動かないんです。
あらかじめ手で可動部を軽く回してやるとOKだったり、やっぱりNGだったりと、不具合にもイマイチ再現性がありません。
そこで、今回はしっかり様子を見てやろうとしたところ...
まったく動きません...
変だなーと、いつものように可動部を回してやると...異様に軽い...変だ。可動部を持ち上げると...抜けた!!! ナニー!!! (T_T
コネクタ側からはカラカラと何か複数の部品が外れている音が...壊れた...壊した???
ピィピィと泣いていても仕方ないのて゛分解することに...どうせ大した構造じゃないだろうし。
コネクタ側からは、なぜか6個のベアリングの玉が出てきました。構造が判っていなかったので、この時点では、「何じゃこりゃ?」でした。
さて、お楽しみの分解開始です。まずは、スライドするコイル部分を取り出します。エポキシ系樹脂のパイプに1mm位の銅線がまかれていました。ただ、もうヒドイ銅のキリコだらけ。ボロと歯ブラシで清掃。
コネクタ側には回転止めの棒と、寸切り(今はそう言わないのかな?)のネジがみえます。このネジは、モーターのギヤヘッドに直結している模様です。このネジが、可動部内の雌ネジのついた金具を上下に動かして、tuningする構造です。
コイルのタップに相当する部分は、ポロポロと出てきたペアリングの玉が受け持っています。
玉は、コネクタ側上部に取り付けられたアルミ削り出しの金物の板バネを外すと見える穴に入れます(もちろん、可動部のコイルを入れてから)。
ただ、再組立てには、コネクタ部分までバラさないとNGな事が判明。結局、制御用の基板ともご対面することが出来ました。
再組立てには、必要な部分にねじロックを使いしっかりと固定、さらに防水処理を行いながらもとに戻して、はい、完成。
無事、動く事を確認。
使った感じでは、買った直後みたいに、各バンドにすんなりとtuningできます。キリコが影響してたのかな???
「どうも最近ATASの具合が悪いなぁ」という方は、一度分解清掃してみては如何でしょうか?
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